〒673-0009 兵庫県明石市西明石東町2-20(新幹線西明石駅から東へ徒歩15分)
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このページは、あなたがコストダウンをしようとした場合に、【どの手法にしたら良いのか?】のヒントをご提供するために設けました。下記をお読みいただき、ジックリとお考えいただければと存じます。
コストダウンの手法とは、あなたが化学原料をコストダウンする際、効果的な成果を挙げるために賢く手法を選択することです。
通常、コストダウンは既存取引の価格交渉をされることが多いかと思いますが、取引を止めると言ったようなドラスティックな手法ではないだけに、どうしても効果が限定的になってしまい劇的な効果を手にすることは中々難しいのではないでしょうか?
多くの手法の中からより効果的な手法を使ってみることも必要かも知れませんし、更には、社外の専門家を上手く使ってみると言う選択肢も考えてみることをお奨めします。
(コストダウンと言う目的は絶対に譲れないことですが、それをどう実現させるかの手法や手段はどれにしようが自由自在なことです。要は、最も効果的なことをすればよいのですから。)
化学原料の場合、コストダウンの手法は下記のように19種に大別されます。それぞれ、以下で概要と特徴などをご確認ください。
コストダウン手法 | 概要 | 特徴 | 注意点 | 効果 | 備考 |
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価格交渉による値下げ | 価格交渉頼み | 一人でもできる | 買えないと困る | △ | いずれ値上げで効果消滅 |
1社購買を複数購買化 | 複数購買化で競争 | 競争が持ち込める | 参入者に報いる | ○ | 国内参入者では効果は少 |
抜本見直しで新規購買先の導入 | 新規参入で競争 | 俯瞰で参入者を選ぶ | 国内に捕らわれない | ○ | 世界の視点で |
複数購買先の集約 | 購買先の厳選 | 一人でもできる | 冷徹に価格最優先 | ○ | 後出しジャンケンの禁止 |
購買比率のドラスチックな変更 | シェア変更で競争 | 一人でもできる | 5年/回程度に絞る | ○ | 安易に5:5に戻さない |
商社の変更 | 協力的商社の活用 | 一人でもできる | 目標価格で指値する | △ | 協力的な商社を活用 |
商社外しによる直取引 | 商社マージン削除 | 一人でもできる | 中抜きで恨まれない | △ | 新規原料は直取引と言う購買方針が無難 |
購買先の中小企業化 | 買い手の優位性発揮 | 本当のメーカーから買う | 目標価格で指値する | △ | 品揃えを売りにする相手は要注意 |
共同購買 | 安価取引下に参画 | 一人でもできる | 頼れる大きな傘に入る | △ | 品質トラブル悩ましい |
汎用品化 | 特殊性排除で競争 | 通常、サンプル評価を要する | 使用現場の賛同を得る | ○ | 起点は特殊性を疑うこと |
長期契約 | 購買量保証で協力要請 | 一人でもできる | 損得勘定を見極める | △ | コストダウン策なしに使える |
戦略的パートナーシップの構築 | 一体化戦略で腕力発揮 | 会社の総合力が生かせる | 原料を厳選する | △ | コストダウン策なしに使える |
海外からの購買 | 安価な海外品の導入 | コストダウンの原理2つが機能する | 直輸入する | ◎ | 必達の確信がないと勇気が出ない |
電子購買 | ソーシング・作業の効率化 | 徹底した省力化に期待 | 費用対効果を見極める | ? | 今のところ期待薄 |
脱独占化 | メーカー育成で競争 | 言い値を価格破壊できる | 育成先を探し出す | ◎ | 本当に独占品かの確認が先決 |
設計処方の見直し | 安価物質のフル活用 | VA・VE含めたゼロベースでの再構築となる | 設計組織の賛同を得てPJを発足させる | ◎ | 長い道程での設計と購買の協働が必須 |
内製化 | 生産者利益の削除 | 経済性が成り立つようになれば価値あり | 内製のための製造設備・人的環境を確保する | ◎ | 現行取引も維持するかの方針作りも不可欠 |
安価購買支援で収益還元 | 売り手支援で協力要請 | 売り手の悩み解消を手助けする | 契約で権利を確保する | △ | 製造コスト低減に効果的な原料に焦点化する |
業務の効率化 | 購買作業の効率化 | 購買の生産性向上に手を加える | 効果と効率を見極める | ? | 購買の質と働き方改革に繋がる |
コストダウンしたい原料に使えそうなコストダウン手法をそれぞれ注意深く抽出することをお奨めします。
次に、原料単位で、最も大きな効果が期待されそうな手法を見極める必要があります。
尚、それが自前でできるかどうかまではこの段階では考慮する必要はありません。
更に、起こりそうなリスクを読み込んでおくことも大切なことです。
上記を読まれたので、既に意思決定されているかも知れませんが、決めかねているようでしたら【兎に角、直輸入】をお奨めします。
何故なら、上記の手法の比較表でお分かりのように、大きな効果◎が期待でき、且つ、いつでも使えそうな手法として、直輸入があるからです。
以下で少し補足いたしましょう。
日本の物価は高いと言われますが、化学原料の価格もご多分に漏れずそうなっています。
特に欧米を除くNICSなどでは安価になる必然的な理由が以下のように沢山あります。
《その国の社会全体を支えている部分》
・貨幣価値そのものが安価である
・生活費も安価である
・土地代なども安価である
《製造コストに関わる部分》
・製品の製造に使われる原料の価格が安価である
・電気代などのユーティリティーも安価である
・運送費などの物流費も安価である
・製造のための設備費も安価である
・工場建設費も安価である
・製造に関わる人の人件費も安価である
ですから、品質に問題がないのであれば、海外品を活用するのが得策と言えます。
これが【必ずコストダウンができる原理1】です。
次は【必ずコストダウンできる原理2】はこれです。
安価な海外品が日本に上陸した時は安価ですが、通常、日本で取引されるようになると日本の価格体系に変貌するのです。
従って、上陸した時点の価格をほぼそのまま手中に収めるためにはあなた自身が直輸入をすれば良いのです。
結局、上記のポイント1とこのポイント2が複利的に作用して、あなたの手にできる価格が決まることになります。繰り返しておきます。【必ずコストダウンできることを約束できる原理2つを使えば良いのです】
尚、コストダウンに直接関する部分以外にも、コストダウンの永続性を担保するための競争原理の確保も海外品の参入で刺激を受けることになる日本国内の売り手を牽制し続けることになります。
又、いまやグローバル時代は常識になっていますが、遅れている原料購買(日本国内のメーカーから主として購買すると言う構造が温存されていること)の分野での国際化にも繋がる流れとなります。
更に、地震で生まれたような日本国での原料購買の本当のBCPを目指すのであれば、日本から遠く離れた別のプレート上にある海外の国からの購買も併用することが本筋になります。
上述した部分であなたが気になったことが1つだけありませんでしたか?
それは【あなた自身が直輸入すればよいのです】と言う一文でしょう。
この点に関する選択肢は、自前を含めて3つあります。
即ち、
①アウトソーシングに委ねる
②コンサルタントに相談して見る
③自前で何とかする
などです。
弊社はこの内のアウトソーシングに該当しております。
尚、この辺りの選択肢については下記のリンク先で詳しくご確認いただけます。
化学原料であれば、どのようなことでもお気軽にご相談ください。
尚、下記のような範囲は適正な応対ができかねるかも知れません事、ご了承願います。(但し、【先ずは相談】、と言う格好で相談することは拒みません)
・正体不明な化学原料(不明な化学物質名・CASNO、皆目不明な組成物、曖昧すぎる含有率)
・法規制が厳格なため苦手な化学系業種(医薬品、食品、化粧品)
・部品、包装材料、資源(石炭、原油、天然ガス、鉱物など)、宝飾品など
・苦手な業界(自動車、建築、土木、空輸、サービス業など)
お問合せからご契約までの流れをご説明します。
まずは弊社の受付窓口までご連絡ください。
先ずはメールで状況などをお聞かせいただいた上で、場合によっては御社にお伺いさせていただきます。
コストダウンしたいと思われている原料3種程度を開示していただき、無料でプレ購買診断をさせていただきます。(省略できます)
左記の結果を踏まえて、購買診断を提案させていただきます。
購買診断のサービス内容にご納得いただけたら、契約となります。
3ヶ月を目処に購買診断書を納品させていただきます。
左記の結果を踏まえて、ゴールドコースを使って本気モードでの刈り取りを提案させていただきます。
ゴールドコースのサービス内容に社内関連部門を含めてご納得いただけたら、契約となります。
無料相談 | 0円 |
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プレ購買診断 | 0円 |
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購買診断 | 200,000円 |
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※プレ購買診断の際には秘密保持誓約書を提出させていただきますのでご安心願います。
※購買診断の後、更に、直輸入の実現のためのアウトソーシングコース(ゴールドコースなど)の本契約に進まれる場合、この料金は相殺されますので実質的に無料になります。
ご不明な点がございましたらお気軽にお問合せください。
ここでは弊社のお客さまの事例をご紹介します。
国内取引でやっていたのですがコストダウンが思うようにならないので海外品を活用したいと思いつきました。でも自力でのやり方がサッパリ分からなかったので、偶々HPを調べていてやって貰えそうな相手がいると知った次第でした。
直ぐ来ていただいて、気になっている原料10数種を見せました。それを見てプレ購買診断を宿題として持ち帰って貰いました。
その中で最も大きな効果が見込める原料を見つけていただいたのでゴールドコースの活用を同席していた役員の賛同も得て即決しました。契約書締結まで数ケ月の難産はありましたが、これを切っ掛けにして本格的な支援をして貰いました。
紆余曲折はありましたが3年掛かりで安定的な輸入となりました。19%OFFのコストダウン効果がお陰で達成できました。既存品の価格是正の方は、欧米の超巨大化学メーカー→日本の商社と言う複雑な構造であったこともあって、中々上手く行かなかったのですが、購買を長期間停止するなど粘り強い価格交渉の結果、ようやく香港にいる価格決定権限者に辿り着いて、新規採用品並の価格まで下げさせることができました。
冷静に振り返って見ると、購買部として社歴に残る快挙だったと今でも実感します。社長からも褒められたので鼻高々の気分です。私は会社人生が終わるまでもう少しですが「この会社に勤めて良かったな」と達成感に浸っています。結局、藁にすがったのが大正解でした。ありがとうございました。
化学原料コストダウン研究所のホームページにお越しいただき、ありがとうございます。お問合せ・ご相談はお電話またはメールにて受け付けております。
どのようなお悩みのご相談でも結構です。
あなたさまからのご相談をお待ちしております。
受付時間:9:00〜17:00(土日祝を除く)
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