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現在の輸入構造を見直したい方へ
-アウトソーシングとその他の選択肢の比較-

このページは、現在の輸入構造を見直したい時に、【どこに相談したら良いのか?】のヒントをご提供するために設けました。下記をお読みいただき、ジックリとお考えいただければと存じます。

 

 

輸入構造の見直し相談とは

 輸入構造の見直し相談とは、現在輸入している原料の購買構造を見直す時に社外に賢く相談して見ることです。

 通常、これは商社を介した構造にメスを入れたいと言うことが多いので自前主義でやられているか、希には商社にも相談して見ると言った調子ではないかと思いますが、果たしてそれで良いのでしょうか?

社外の専門家を上手く使ってみると言う選択肢も考えてみることをお奨めします。

(あなたの目的は絶対に譲れないことですが、それをどう実現させるかの手段はどれにしようが自由自在なことです。要は、最も効果的な手段を使いさえすればよいのですから。)

輸入構造の見直しに必要なプロセスと選択肢比較

プロセスと選択肢の比較表

  アウトソーシング コンサルタント 自前 商社
輸入構造見直しの達成責任 ×
見直したい原料の選定 ×
輸入構造見直しの企画 ×
新規取引先の発掘と目的の確保 × ×
契約締結、現地査察と安定的取引の実現 ×
製品寿命が尽きるまでの取引の継続 ×

※上記の表を参考にご自身に最適なサービスをご検討いただければと思います。

輸入プロセスにかかる費用比較

輸入プロセスと選択肢の比較表

  アウトソーシング コンサルタント 自前 商社
購買構造見直しの達成責任

年間購買金額の10%、1年限り、不達なら無料

1000万円~/年
見直したい原料の選定 20万円/原料10種 同上に含
輸入構造見直しの企画 80万円/原料1種 100万円~ 同上に含
新規取引先の発掘と目的の確保 同上に含 同上に含 無料
契約締結、現地査察と安定的取引の実現 同上に含 同上に含 商社マージン
製品寿命が尽きるまでの取引の継続 無料 同上に含 商社マージン

※上記の費用は一般的な費用の平均となります。

※アウトソーシングは弊社の場合を例示しています。

輸入に必要なプロセスとは

 輸入に必要なプロセスは実務レベルでは膨大になりますが、概念的に示すと以下のような代表的なプロセスがあります。

 尚、これらの内のどれかが欠落していたり、不十分であれば、あなたの目的の成功確率は大きく低下してしまいます。

輸入構造の見直しの達成責任

 輸入構造の見直しをしようとすると、プロセス以前に、そもそも相談先があなたの目的の達成責任を担って貰えるかどうかが問われます。これがあればあなたに取って力強いパートナーになれる資格が備わっていると言えるでしょう。

見直したい原料の選定

 成功が見込める根拠やデータにより、玉石混淆の原料類の中からお宝原料だけを選び取ると言う意味です。

 原料の選定は輸入したい原料を山勘や感性だけで「エイヤッ」と決めることではありません。

 輸入構造の見直しを必達するためには、必ず成功すると確実視される原料だけを選ぶことが肝心です。

輸入構造の見直しの企画

 輸入構造の見直しの企画とは、成功裏にあなたの目的のゴールまで行き着くための全ての条件を机上で立案する事を意味します。

 そのための構成要素は以下のようなものです。

・その原料の適正価格のデータ(輸入価格、推定販売価格など)と皮算用

・その原料の世界中のメーカーリスト

・最も効果を発揮できるコストダウン手法の設定

・ゴールまでに行う手順のタイムテーブル

 尚、これらは全て揃っていることで最も望ましい結果が約束されます。

新規取引先の発掘と目的の確保

 新規取引先の発掘とは、世界中のメーカーリストを頼りにして海外メーカーに照会を進めていく実務のことです。

 下記のような項目を把握して行きます。要は、輸入の企画と言う机上のプランを実際に具現化している手順になります。

・全ての候補先に対して照会を開始する

・会社概要、スペック、メーカーであることの確認などを収集する

・スペックが適合する場合は見積を収集する

・頼れる候補先が絞られてきたら信用調査を掛ける

・評価用サンプルを入手してお客様に品質の合否を検証して貰う

・最終的に候補先を1社に絞る

 

 一方、目的の確保のための原理は下記の通りです。

・原理的に安価となっている海外品の中から新規取引先に選ぶ

・安価を確実に手にするために直輸入とする

サンプル数は極力4社以上とすることで、最悪でも1社を確保する

 これこそ、あなたの目的が必然的に叶えられる基本原理です。

契約締結、現地査察と安定的取引の実現

 新規取引先が1社に厳選されたら、安定的な取引が行える環境を整備する最後の仕上げ段階となります。

 具体的には下記のようなことが必要です。

・売買契約書案の作成

・売買契約書案の双方主張を反映して修正を加え、合意を形成

・現地査察のアレンジ

・必要なら、同行して、通訳、調整、最後の価格交渉、合意メモ作成、海外出張報告書の作成

・初回発注書の作成と提出

・初荷のアレンジなど

・貿易トラブルへの対処と再発防止策の合意と改善・維持など

・貿易実務のお客様への円滑なバトンタッチ

・バトンタッチが無理な場合は、受託側が貿易実務の継続(委託契約にて)

製品寿命が尽きるまでの取引継続

 膨大な労力を掛けて構築できた新規取引先との取引を永続的に継続します。

 同時に、既存取引先も残しておき、最悪でも複数購買となっている構造を維持し続けましょう。どんな経済環境の激変があろうともこの購買構造を大切にすることで互いに緊張感のある競合状態を確保できます。

 尚、この段階は通常、アウトソーシングの場合、役目を終えているでしょうから、自前で進めて行く事になります。

輸入構造の見直しの相談先とその特徴

 輸入構造の見直しについて相談できる選択肢は下記のように4つになると思います。それぞれ、以下で特徴などをご確認ください。

アウトソーシング

 アウトソーシングとは、輸入構造の見直しの実現を社外に完全に委ねる事を意味します。即ち、輸入構造の見直しについてアドバイスや指導を受けるだけではなく、実際にあなたの見直しが叶えられたことが見届けられるまで行動を共にして貰い、ゴールを確認してから役目を終えさせるスタイルになります。

 この場合、最後まで付き合って貰った挙げ句に輸入構造の見直しが果たせないと言うような残念な結末になってしまった場合、料金をそれでも請求されることには納得できないことでしょう。

 従って、成功報酬型の料金体系になっていると思います。成功したときは報酬を払う必要があるのは当然でしょうが、万一不成功に終わったら報酬は不要であると言うことです。

コンサルタント

 コンサルタントは、あなたからの相談に種々のアドバイスを行う立場であり、独創的な、奇抜な、アイディアさえも恐れることなく自由に提案して貰える社外の有能な知恵袋となることでしょう。

 但し、あなたの目的は輸入構造の見直し、コンサルタントの目的はアドバイスの達成、となっていますから、目的が完全に共有されることはありません。結果の如何を問わず報酬を要求されます。

自前

 社外の力を一切当てにせず全て自力で輸入構造の見直しをすると言う意味になります。

 社外の新風を誘い込めば新たな道筋も見えてきたり、外圧で社内が動くようになったりする可能性があると思います。更に、社内にはないような高度な専門家もいたりするものです。

 又、【社員は只だからこき使えば良い。社外に金を払うなんて勿体ない。】と言った考え方があるかも知れませんが、費用対効果の面でもそれは錯覚です。会社に貢献していようがいまいが、永続的に毎年労務費を払い続ける社員と、一過性で期間限定のスポット的報酬との違いがあります。

商社

 【困った時は商社に相談して見たら何とかなるものだ。】と言った付き合い方も結構多いとお見受けします。特に上層部になるほど【商社を上手く使え。商社抜きでするとはとんでもない。】と言ったお考えも色濃くあります。

 しかし、あなたには輸入構造の見直しと言う目的があり、商社の目的は高くても買って貰える相手を選び出して販売すること、です。

 尚、輸入構造の見直しには直輸入の狙いが含まれることが多いことも考えると、そもそもこの選択肢が果たしてあり得るのか大いに疑問でもあります。

 又、自分のチャンネル・ネットワークがハッピーであることを目指しているのが商社ですから、あなたの見直しが叶うように、輸入できる新規取引先を本気モードで徹底的に探し捲ることなど殆ど期待できません。

相談先を選ぶポイント

目的にあった選択肢を選ぶ

あなたの目的を叶えてくれますか?

 輸入構造の見直しを叶えて貰えそうな相談先にコンタクトされることをお奨めします。

能力・実力がある相手を選ぶ

高い専門性がありますか?

 次に、本当に見直しを叶えるだけの能力があるのかを見極める必要があります。

 但し、それは誰でも結構保有しているものではなくて、あなたや貴社でそのような人はいないと言うような質の高い人財が望ましいのではないでしょうか?

 上の輸入構造の見直しのプロセスのところで記したようなことが自由自在にできるような人こそあなたが期待しているパートナーだろうと思います。

成功確率が高い相手で選ぶ

必ず見直しを達成してくれますか?

 更に、成功確率を見極める事も大切なことです。

 今は亡きID野球で知られていた野村監督の明言に【勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし】があります。マグレで勝つことはあるが、マグレで負けることはない、負けには必ず原因がある、と言うことですね。

 ですから、失敗の原因を洞察して、必達の仕組みが作られていることこそキモとなります。

迷ったときはアウトソーシングへ相談がお奨め

 上記を読まれたので、既に意思決定されているかも知れませんが、決めかねているようでしたら【兎に角、アウトソーシングに相談】をお奨めします。

 以下で少し補足いたしましょう。

あなたと同じ目的で働いてくれる

 アウトソーシングの目的は、社外であるにもかかわらず、あなたの目的と完全に一致しています。成果の奪い合いも起こりません。

 輸入構造の見直しのゴールまでの長い道程(2年程度掛かる)を共通した思いで、プロジェクト運営することができるエネルギーの源泉は正にここにあります。これさえシッカリしていれば少々の状況変化にも挫けることなく最後のテープを切ることができます。

原料と企画で必達に導いてくれる

 最初の原料選びと輸入の企画までの机上での構想作りが成功の70%を約束してくれます。

 通常巷でやられているような【期待に乗った輸入構想】では上手く行きません。

 成功報酬型でリスクの殆どを覚悟する受託側には万全な準備が不可欠なのです。アウトソーシングには空約束はありません。

構想通りにやり遂げてくれる

 机上で描いた輸入構想をほぼ予定通りに具現化させる実現力も必須です。

 そのためには2つのキーポイントがあります。

1)品質不合格のリスクヘッジとして、4社程度のサンプル評価を同時並行させる

 世間でやられているような、1つのサンプル評価で可否を判断してしまう拙速、を慎まなければ必達など到底できません。

2)ゴールまでの直輸入での多様なプロセスを、一切手抜きせずに、粛々と実行できる多能且つ粘り強い実働者に実施させる

 約1500通にも及ぶような英文メールだけで相手先をコントロールしていかなければあなたの目的は果たせません。

当社の輸入構造見直し相談のご案内

私にお任せください

 化学原料であれば、どのようなことでもお気軽にご相談ください。勿論無料なので全くご心配はございません。

 

 尚、下記のような範囲は適正な応対ができかねるかも知れません事、ご了承願います。(但し、【先ずは相談】、と言う格好で相談することは拒みません)

・正体不明な化学原料(不明な化学物質名・CASNO、皆目不明な組成物、曖昧すぎる含有率

・法規制が厳格なため苦手な化学系業種(医薬品、食品、化粧品)

・部品、包装材料、資源(石炭、原油、天然ガス、鉱物など)、宝飾品など

・苦手な業界(自動車、建築、土木、空輸、サービス業など)

輸入構造見直し相談の流れ

お問合せからご契約までの流れをご説明します。

お問合せ

まずは弊社の受付窓口までご連絡ください。

無料相談

先ずはメールで状況などをお聞かせいただいた上で、場合によっては御社にお伺いさせていただきます。

プレ購買診断

輸入したいと思われている原料3種程度を開示していただき、無料でプレ購買診断をさせていただきます。(省略できます)

購買診断の提案

左記の結果を踏まえて、購買診断を提案させていただきます。

ご契約

購買診断のサービス内容にご納得いただけたら、契約となります。

購買診断書の納品

3ヶ月を目処に購買診断書を納品させていただきます。

本契約の提案

左記の結果を踏まえて、相応しいコースを使って本気モードでの刈り取りを提案させていただきます。

本契約

該当するコースのサービス内容に社内関連部門を含めてご納得いただけたら、契約となります。

輸入構造見直し相談の料金

輸入構造見直し相談の料金

無料相談 0円
プレ購買診断 0円
購買診断 200,000円

※プレ購買診断の際には秘密保持誓約書を提出させていただきますのでご安心願います。

※購買診断の後、更に、アウトソーシングコースの本契約に進まれる場合、この料金は相殺されますので実質的に無料になります。

ご不明な点がございましたらお気軽にお問合せください。

相談事例

事例のご紹介

ここでは弊社のお客さまの事例をご紹介します。

できるのか、できないことなのか、突き詰めたかった

ついにやりました!

 商社を頼って海外メーカーを色々探させたのですが「相手が見付からなかったと言われた」と結論だけ言われてしまいました。行動したことがさっぱり開示されないので、どこまで真剣に調査して貰った結果なのか分からず仕舞いで、断念して良いことなのか結論が下せませんでした。

 しかし、かと言っても人員的・能力的に自分らでやれる状況でもないので困っていました。

 でも上司に報告しても納得してくれません。

 HPを探しまくっていた時に幸運にも相談先に行き当たったので来ていただきました。

 独占品の懸念があったのですが、「当社は化学の素養が高いことを生かせますよ」と言う言葉に頼って、プレ購買診断、購買診断と進み、結局、イノベーションコースで支援を受けました。

 製品構成、得意とする反応、類似製品の製造の有無などを考慮して対応可能な候補先を探し出して貰い、試作を含めて粘り強く追求し、3年がかりで遂にゴールに到達できました。長丁場でしたが目的を果たせましたし、直輸入になったので結果的にコストダウンにもなりました。重い肩の荷が下りてホッとしています。

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