購買の働き方改革とは？

　世間で｢働き方改革｣が流行っていますので、購買部門の働き方改革について少し考えて見たいと思います。

 

　膨大な仕事の種類と量があなたの方に重く被さっている今日この頃だとお察しします。

　ここで考えるべきことは、結局、仕事の質を高めるためにゼロベースで仕事内容を再構築することではないでしょうか？

 

　具体的な視点としては、下記のようになるのでしょうね。

 

１）この組織に託された主要任務に集中できるように、枝葉末節を削ぎ落とす

２）著しくムダと思われる仕事を劇的に減らす

３）必要なら他組織への業務移管や社外に仕事の一部をアウトソーシングする

 

１）はコストダウン、購買構造の改革、開発購買などの主要ソーシング業務3種に大きく絞ってしまうことではないでしょうか？もし絞れない仕事が種々あるとすれば、それを極力減らせるように大きな工夫・知恵が必要になることでしょう。

 

２）は業務の時間分析をすれば自ずと見えて来ることでしょう。着目すべきは、兎に角やたらと時間が掛かってしまっている仕事を１／５程度に減らすことを狙えば叶うのではないでしょうか？（意思決定されない会議、会議参加者の厳選、ルートセールスの相手をするだけの商談、指示の不適で社内資料の止めどもない作り直し、重厚過ぎる資料、度重なる予算編成の見直し、などなど・・・色々と思い当たるものがありますね）

 

３）もゼロベースで考えたら色々とあるのではないでしょうか？