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外側から見た購買病

 以下に、罹ってしまいがちな購買病を挙げてみました。

 購買と言う職種を経験すればするほど病に罹っていることを自覚しにくくなるので、特に、ご注意されることをお奨めします。

 では、自分自身を診断して見て下さいね。

(もちろん、あなた自身のみならず、周囲の人でも、組織でも、同じような診断ができると思いますがね。。。)

 

(マインド)

  • 会社の立場より自分個人の立場で身を処そうとする。
  • 自分の任期を大過なく過ごすことが最重要だと思っている。
  • 購買の歴史に名を残すようなことをやりたいとは全く思わない。
  • 自分らは購買について最もよく知っていると思っている。
  • 自分らの仕事は他人ではとてもできるものではないと思っている。
  • 今の購買単価は世界で最も安いと思っている。
  • 自分はベストを尽くしていると思っている。
  • 自分の専門性はおいそれと他人にはできないレベルで非常に高いと思っている。
  • 自分は取引先を上手にコントロールしていると思っている。
  • 自分は購買に関してはオールマイティーだと思っている。
  • 自分の仕事はとてもアウトソーシングできるようなものではないと思っている。
  • 無理やり変えるよりは変えない方が上手く行くと思っている。
  • 前例がないとやろうとしない。
  • 与えられて条件の中で何とかしようと発想してしまう。
  • みんなに賛同が得られないと止めてしまう。
  • 購買能力の低さを誰にも知られたくないと思っている。
  • 購買の任務を十分に果たせていないことを指摘されたくないと内心恐れている。
  • 購買が素人集団であると見抜かれたくない。
  • 難しい、できないと言う理由をどんどん考え出してしまう。

 

(購買への認識)

(コストダウンへの認識)

(仕組み、戦略など)

  • 購買にはコストダウンより重要な任務があると言う論理でコストダウンに専念しないことを弁護している。
  • 単価が下がればコストダウンだと言う定義で成果を大きく見せようとしている。
  • 市況原料の価格交渉過程で生まれた交渉前後の見掛け上の値差や時間差など、損益分岐点の変動に対して適宜改善することをコストダウンに含めて社内にアピールしている。
  • 非市況原料のコストダウン効果を1年だけで数値化してその活動そのものを過小評価したがる。
  • コストダウン効果は年度途中の開始日から年度末までとなっている場合、成果を大きくするために開始日を年度初めに遅らせようとしている。
  • 開発購買をすることでコストダウンがしにくくなることを嫌がる。
  • 会社の都合ではなく購買部門の都合がよいようにコストダウンをしようとする。
  • トラブルを起こすぐらいならコストダウンしない方がよいと思っている。
  • 商談を沢山やるほど熱心に仕事をしていると思っている。
  • 総合的判断と称して競争原理の徹底追及をしないことを自分に納得させている。
  • 取引先とは緊張感を生まないようにするのがベストだと思っている。
  • コストダウンには閃きが大切だと言って思いつかないことで進まないことを許している。
  • 価格交渉こそコストダウンに取って最優先することにしている。
  • 挑戦的なコストダウンは何とか言って避けようとする。
  • みんなが賛同しないからコストダウンができないと言い訳している。
  • 現在の取引関係を大切にしたいと言って変革をしないことを正当化している。
  • やりやすいコストダウンから手掛けることに汲々としている。
  • コストダウンはそもそもやって見ないと分からないものと言って、成功確率を高める努力をしない。
  • コストダウンに失敗しても給料を返せとは言われないとタカをくくっている。
  • コストダウンは小さな積み重ねでできるものと思っている。
  • コストダウンはそこそこやれれば役目を果たしていると思っている。
  • 市況原料で専念するべきことは価格交渉だと思っている。
  • 市況原料の価格交渉を自分らだけで何とかしようとしている。
  • 値上げに晒された際には、社内説得に当たることを仕事だと思っている。
  • 主たるコストダウン領域は市況原料・主原料であると思っている。
  • コストダウンプロジェクトは担当者の集まりであることが好ましいと思っている。
  • 自力でコストダウンするのが理想だと拘っている。
  • 市況原料と非市況原料でのコストダウンの違いに気付かず纏めて捉えている。
  • 調査力の弱さを商社でカバーさせるのが上手なやり方だと思っている。
  • 価格情報の追求をもっとも後回しにしている。
  • 相見積は競争を上手に行うための有力な方法であると思っている。
  • 相見積すれば適正価格が分かると思っている。
  • 購買単価の妥当性を検証することはできないと最初から諦めている。
  • 価格情報で金を使うのはとんでもないと思っている。
  • 候補先を探すことは商社にやらせれば済むと思っている。
  • 目標価格は適当な理屈をつけて設定するものと思っている。
  • 部分最適化なのに全体最適化していると社内に触込んでいる。
  • 出来たらいいなと言う企画で満足している。
  • 候補原料を正しく選択することはできないと思っている。
  • 価格交渉が不満足であった場合、さっさと諦めてしまい万策を尽くす気持ちがない。
  • 特注品を買わない努力をしていない。
  • 海外調達はリスクの多い領域で、好んでやるべき事ではないと思っている。
  • 海外との取引には万一のために商社を噛ませておいた方が無難だと思っている。
  • 海外調達をするために海外で通用する優秀・多能な人材を育成することが必須と思っている。
  • 海外直取引は避けるべきだと思っている。
  • 直取引を原則とすると言うのは極めて非現実的だと思っている。
  • 商社を使うことの費用対効果を精査できないのに、自社に取って有効なやり方だと信じている。
  • 極限的な価格交渉は販売拒否に繋がるので差し控えるべきだと思っている。
  • 購買仕様書はコストダウンには殆ど役に立たない情報だと思っている。
  • 詳細を知らないまま原料の暗号で購買することに違和感を感じない。
  • 化学物質名と繋がっていない購買実績データを問題視していない。
  • マネジメントは購買の詳細を知ることとは殆ど無関係だと思っている。
  • 購買が商社を使うのは、自分らが楽をするためであって会社には損害を及ぼしていると見抜かれたくない。
  • やれる範囲で適当に購買しているだけだと言われたくない。
  • 実質的には言いなりに買わされているだけじゃないかと部外者から言われたくない。
  • 他の業界の購買のプロでも自分の業界では通用しないと思っている。
  • 外国人には自分の仕事は任せられないと思っている。
  • 情報は只で集めることが肝心と思っている。

 

では、いつも新鮮な気持ちでお仕事をされることをお祈り申し上げます。

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