万策尽きるまでやらないと意味がない

 

　｢100点満点を取ろうとせず、70点で良いから兎に角早く行動しましょう｣と言う考え方が世の中に充満していませんか？

 

　確かに、これにも一理あります。タイミングを逃すと2度とチャンスは来ないでしょうからね。

 

　しかし、逆に｢拙速｣と言うのもあります。

 

　コストダウンの場合は｢トコトンやり尽くす｣と言うのを私は大切だと思っています。

 

　特に、【価格の限界】は買い手が決められる可能性がある唯一の数値ですからこれだけは譲れませんよね。

 

　結局、売り手の可能性がある候補先を徹底的に総当たりし尽くすと言うことになります。100％やり尽くすからこそ限界が見えてくるわけです。

 

　全部やったら【これ以上は無理】と言う結論が下せることになります。

 

　70点方式で進めた場合、途中で諦めてしまった単なる結果が残り、結論は遙か遠くにあります。

 

　70点はちょこっとやってみたらよいのですから比較的簡単でしょうが、さすがに100点は時間も非常に掛かるし能力的にも圧倒的にずばぬけているからこそできるレベルと言えます。

 

　面倒でしょうが、やるからには、完全に結論が出せるまで突き詰めて欲しいと思うのは私だけでしょうか？